身近な植物の意外な素顔
 北海道の野山にはトリカブトのように山菜と間違えて食べると命にかかわったり、ツタウルシなどのように触れると皮膚炎を起こす植物が見られます。しかし、野山に限らず、庭木や室内に飾ってある植物による中毒や皮膚炎も意外に多く見られます。ここでは、そんな木や草花を簡単に紹介します。

植 物 名 科   名 有 毒 部 位 主 な 症 状
アカザ アカザ科 全草 皮膚炎
アサガオ ヒルガオ科 種子 中毒症状
イチョウ イチョウ科 種子、外種皮 中毒症状 皮膚炎
イヌサフラン
(コルチカム)
ユリ科 葉、種子、鱗茎 中毒症状
イラクサ類 イラクサ科 茎葉 皮膚炎
ウメ バラ科 未熟果実、種子 中毒症状
エゴノキ エゴノキ科 果皮 中毒症状
エニシダ マメ科 茎葉 中毒症状
オキナグサ キンポウゲ科 全草 中毒症状 皮膚炎
オトギリソウ オトギリソウ科 生葉 皮膚炎
オニグルミ クルミ科 未熟果皮 皮膚炎
オモト ユリ科 全草
特に根茎
中毒症状
カルミア ツツジ科 中毒症状
キョウチクトウ キョウチクトウ科 枝葉 中毒症状
グロリオーサ ユリ科 全草
特に根
中毒症状  
クリスマスローズ キンポウゲ科 全草
特に根
中毒症状
クレマチス類
(テッセン)
キンポウゲ科 全草 皮膚炎
クワズイモ サトイモ科 全草 中毒症状 皮膚炎
ケマンソウ
(タイツリソウ)
ケシ科 全草 中毒症状
コマクサ ケシ科 全草 中毒症状
サボテン類 サボテン科 皮膚炎
ジギタリス ゴマノハグサ科 特に葉 中毒症状
シクラメン サクラソウ科 球茎 中毒症状
シャクナゲ類 ツツジ科 葉、花 中毒症状
シュウカイドウ
シュウカイドウ科 全草 中毒症状
スイセン ヒガンバナ科 全草
特に鱗茎
中毒症状
スズラン ユリ科 全草
特に根茎
中毒症状
センニンソウ キンポウゲ科 茎葉 皮膚炎
ツタウルシ ウルシ科 樹液 皮膚炎
ツルシキミ ミカン科 全株 中毒症状
チョウセンアサガオ類 ナス科 全草 中毒症状
ディフェンバキア サトイモ科 茎葉(汁) 皮膚炎
トリカブト類 キンポウゲ科 全草
特に塊根
中毒症状
特に危険
ニシキギ ニシキギ科 種子 中毒症状
ハナヒリノキ ツツジ科 茎葉、花 中毒症状
ヒヤシンス ユリ科 鱗茎 皮膚炎
フクジュソウ キンポウゲ科 全草
特に根茎
中毒症状
プリムラ
(西洋サクラソウ)
サクラソウ科 皮膚炎
ホツツジ ツツジ科 全株 中毒症状
ポトス
(オウゴンカズラ)
サトイモ科 茎葉(汁) 皮膚炎
ミズバショウ サトイモ科 全草
特に根茎
中毒症状
ヨウシュヤマゴボウ ヤマゴボウ科 全草
特に根
中毒症状
ランタナ
(シチヘンゲ)
クマツヅラ科 未熟果実 中毒症状
ルピナス
(ノボリフジ)
マメ科 種子 中毒症状
レンゲツツジ ツツジ科 葉、花、根 中毒症状

  もし不幸にしてこれらの植物による中毒や皮膚炎が起きた場合は、直ちに最寄の病院へ行ってください。素人療法は危険です。
 また、財団法人日本中毒情報センター 
《中毒110番》でも情報提供しています。

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