エゾイラクサ イラクサ類(イラクサ科)
 北海道にはエゾイラクサ、ムカゴイラクサ、ミヤマイラクサなどが自生し、若葉は山菜としても知られています。茎葉に刺毛があり、この刺毛に触れるとその部分が赤く腫れて痛痒さを感じます。原因物質は長い間ギ酸と考えられていましたが、ヒスタミン(生体アミンの一種)であることが明らかにされています。
 漢名は蕁麻(じんま)で、アレルギー性の発疹である蕁麻疹(じんましん)はこの名に由来します。



(写真はエゾイラクサ)