オトギリソウ オトギリソウ(オトギリソウ科)
 全国の山地や丘陵地帯に普通に見られる多年草で、生葉の汁が皮膚に付くと皮膚炎を起こすことがあります。これを食べたウシ、ウマ、ヒツジなどが日光に当たると、皮膚炎を起こして脱毛するという報告もあります。
 紫外線を強く吸収する黒紫色色素ヒペリシンを含有します。
 生葉の汁を切り傷、打撲傷に付けると効果があると言われますが、体質によっては皮膚炎を起こすことがあり、注意が必要です。