センニンソウ センニンソウ(キンポウゲ科)
 北海道南部から九州にかけての陽地に自生する蔓性の多年草です。
 茎葉から出る汁液はプロトアネモニンを含み、皮膚に付くと水疱ができます。誤食すると口の中が腫れあがり、胃や腸の粘膜がただれます。
 民間では扁桃腺炎の治療に外用(葉を手首の内側に貼る)しますが、火ぶくれのあとが治りにくく、皮膚炎を起こすことがあります。