ツタウルシ(ウルシ科)
 北海道から九州にかけての野山に自生する蔓性の木本で、他の木にからみついています。
 傷を付けると白い乳液が出て、すぐに黒変します。この乳液は局所刺激作用の強いラッコールなどの揮発性成分を含み、皮膚に付くと激しい炎症を起こします。敏感な体質の人はそばを通っただけで皮膚炎を起こしますので、野山などでは注意が必要です。 
ツタウルシ