ハマボウフウ(セリ科)
全国の海岸の砂地に自生する多年草で、高さ約30pになります。畑地での栽培も可能です。
解熱、鎮痛、発汗作用があるので、風邪の発熱、頭痛、関節痛などに煎じて飲みます。正月の屠蘇散にも配合されています。浴剤として用いると血行をよくし、湯冷めしません。
名寄市、伊達市、豊浦町、猿払村などで栽培されており、地上部は高級野菜として人気があります。

生薬名:浜防風(はまぼうふう)
薬用部位:根、根茎