シャクヤク(ボタン科)
アジア東北部原産の多年草で、中国から薬用として渡来しました。花が美しいので、園芸用としても多くの品種が栽培されています。
漢方では重要な生薬です。痛みをとり、筋肉の緊張を緩和する作用があるので、腹痛や婦人病に用いられます。
北海道の代表的な薬草の一つで、名寄市、富良野市、佐呂間町などで栽培されています。

生薬名:芍薬(しゃくやく)
薬用部位:根