健康危機管理部

令和3年度より、新興・再興感染症を含む感染症の予防及び蔓延防止に関して、国内外の情報収集と分析を行い、遺伝子レベルでの病原体の解析に関する試験検査、調査研究および技術指導・研修等を行う目的で設置されました。

健康危機管理グループでは、
・北海道庁及び保健所等の感染症関係部局との連携および相互情報共有による感染症予防・まん延防止に係る対策の検討と情報発信
・病原体のゲノム解析を行い、迅速に感染対策を行うための分析等(新型コロナウイルスのゲノム解析等)
・ゲノム解析結果と疫学情報等の分析からクラスター対策に役立てる疫学調査支援等
・新興・再興感染症の発生情報収集、発生状況把握および関係機関への情報提供
・北海道感染症情報センターとして、感染症法に係る医療機関から保健所と当所を通じて厚生労働省の感染症サーベイランスシステムに報告された患者情報の集計・解析結果からの発生動向調査と感染症情報の提供
を行っています。

北海道感染症情報センター

道内30箇所の保健所からの患者情報を集計・解析し、北海道医師会と北海道感染症流行調査専門委員会によるコメントを加えて、毎週ウェブサイトに公開しています。

北海道感染症情報センター

新型コロナウイルスの遺伝子検査
次世代シーケンサーによるゲノム解析