チョウセンゴミシ(マツブサ科)
平地から山地の林に自生する落葉蔓性木本植物です。雌雄異株のように思われていますが、同株です。秋に赤い実を房状に付けます。
乾燥した果実は鎮咳、滋養強壮薬として、漢方では主として咳止め薬に配合されます。果実は甘、酸、辛、苦、鹹の5つの複雑な味がするところから、五味子と名付けられました。
果実酒は美味です。個人で楽しむ分には問題ありませんが、販売には医薬品としての許認可が必要です。
生薬名:五味子(ごみし)
薬用部位:果実