キハダ(ミカン科)
山地に自生する落葉高木で北海道ではシコロとも呼ばれます。薬用にする黄色い内皮は極めて苦く、殺菌、健胃作用があります。
健胃、整腸の目的で漢方薬に配合され、民間では下痢止め、健胃、整腸薬として服用します。また、粉末に酢、卵の白身を加えてよく練り、打ち身やねんざなどに湿布薬として使います。

生薬名:黄柏(おうばく)
薬用部位:樹皮(コルク層を除いた内皮)