北海道の
 (1)空間放射線量率
  (The air radiation dose rate in Hokkaido) 
 北海道において連続測定している空間放射線量率は下記のとおりです。健康に影響はありません。
(The following tables show that there is no effect on human body.) 
   1 道内10分値の集計表(日報・月報・年報)

2012年4月1日から測定を開始しています。 (from Apr. 1, 2012 in Hokkaido)
なお、札幌局については、地上高16mから1mへの移設に伴い、2015年3月27日からは地上高1mのデータを掲載しています。
2012年4月1日から2015年3月25日までの札幌局のデータについては、こちらをご覧ください。
(from Apr. 1, 2012 to Mar. 25, 2015 in Sapporo)
  全国の空間線量測定結果(リアルタイム報告)は、こちら(原子力規制委員会)
10分値のCSVファイルのダウンロードは、こちら(原子力規制委員会)
   2 当所の地上高1mでの測定結果
      モニタリングポストが地上高16mにあったため、2015年3月までは地上高1mにおいてサーベイメータによる測定をしていました。
 (to Mar. 31, 2015 at 1m from the ground in Sapporo)
 
2015年3月25日までの札幌市(当所)のモニタリングポスト(地上高16m)の事故前の平常値の範囲は、0.02~0.105(µSv/h)となっており、事故後、札幌市(当所)では最大値を超えた値は検出されていません。2015年3月27日からは、札幌市のモニタリングポストは地上高1mに移設となっています。地上に近くなるため、地上からの自然放射線の影響を受け、若干高い数値となります。その他、詳細については、こちらをご覧ください。
なお、2015年4月より所管部署は、北海道原子力環境センターとなります。道内10カ所の空間放射線量率に関するページもあります。

 (2)降下物(札幌市)の放射能濃度
  (Radioactivity concentration of fallout in Sapporo City)
 
    リンク先をご覧ください。 なお、2015年4月より所管部署は、北海道原子力環境センターとなります。
 (3)水道水(札幌市)及び(4)大気浮遊じん(札幌市)の放射能濃度
  (Radioactivity concentration of tap water and airborne dust in Sapporo City)
 
札幌において測定した上水(水道水)及び大気中浮遊じんの放射能濃度は健康に影響はありません。
検出限界以下となっています。
 (The radioactivity concentration of tap water and airborne dust shows that there is no effect on human body. They are not detectable.)
 ・2012年1月から2015年3月までの水道水の測定ではすべて不検出で、3 ヶ月間で約100リットル程度の試料を採取し、水道水の検出限界(DL)は、ヨウ素-131(I-131)については、1mBq/kg程度、セシウム-134(Cs-134)、セシウム-137(Cs-137)については、0.4mBq/kg程度でした (2011年3月から2011年12月までの測定でもすべて不検出で、この時は2Lマリネリ容器に入った水道水試料を2万秒で計測しており、検出限界(DL)は、2×102mBq/kg未満でした。)
・大気浮遊じんもすべて不検出で、は、2012年4月から3 ヶ月ごとに回収し、2015年3月までの測定では、大気浮遊じんの検出限界(DL)は、ヨウ素-131(I-131)については、0.02mBq/m3程度、セシウム-134(Cs-134)、セシウム-137(Cs-137)については、0.01mBq/m3程度となっています。
・なお、これらの項目は、2015年4月より所管部署は、北海道原子力環境センターとなります。

 (5)その他の環境試料(土壌、農産物、海産物など)の放射能濃度
  (Radioactivity concentration of environmental materials
  [soil, agricultural produce, marine products etc.]
in Hokkaido
)
    リンク先をご覧ください。なお、2015年4月より所管部署は、北海道原子力環境センターとなります。
  北海道では、原子力規制庁の委託を受け、北海道立衛生研究所(北海道札幌市北19西12)の屋上及び総合振興局の地上高1mにあるモニタリングポストによる「空間放射線量」の連続測定及びゲルマニウム半導体検出装置による上水(水道水)や降下物のガンマ線核種放射能濃度の測定を実施しています。(2015年3月まで)
当所の測定装置と測定の様子の写真)2015年4月からは所管部署は、北海道原子力環境センターとなり、これらのものはそちらに移設されました。

北海道の状況 [食品中の放射能セシウム基準値]
  「福島第一原発事故後の北海道における空間放射線量率および環境試料中の
放射能濃度の現状について」
北海道公衆衛生学雑誌 第28巻第2号 平成27年3月)
 
●「放射能調査年報」(過去のデータを掲載、最新はH24年度分) 
  ●東京電力福島第一原子力発電所事故に係る北海道立衛生研究所に
おける放射性物質等のモニタリングの概況(北海道立衛生研究所報第61集
環境放射能データベース(全国の過去の環境放射能のデータ掲載)
  環境放射能調査研究成果発表会(昭和34年から実施している発表会の抄録集を掲載)   

外部リンク  
 北海道のデータ総合サイト  全国のデータ総合サイト(農水省)  放射線モニタリング情報(原子力規制委員会)など
 English Pages  [Information on Radiation Monitoring in Sapporo (by City of Sapporo)] 


(2) 降下物(月間)の放射能濃度の測定結果  (Monthly accumulated radioactivity concentration of rain and dry fallout)

原子力規制庁の委託調査では、大型水盤を使って1ヶ月間降下してきたものを集めた月間降下物も測定しています。
札幌市において1カ月間集積した降下物(ちり、雨水等)の放射能濃度は下記のとおりであり、健康に影響はありません。
   (The following table shows that there is no effect on human body.)


※1カ月間集積した降下物については、下表のとおり、福島原発事故の影響と考えられるごく微量の人工放射性物質が検出されました。また、(独)放射線医学総合研究所からご紹介いただいた換算係数を用いて、各月の降下物の中の人工放射性物質から放出されている放射線を長期間(約43年間)受けたと仮定した場合の放射線量を算出すると表のとおりになります。これらは、地面から1年間に受ける量(日本平均 400µSv/年)の43年分と比較してもきわめて低い値であり、健康への影響はありません。

降  下  物 (月 間)
(Monthly accumulated rain and dry fallout)  

採取日
(Collected date)

測  定  結  果
(measured value)

合計放射線量
(Total amount of radiation dose)
(µSv)
地面からの年放射線量
日本平均(400µSv/yr)
43年分との比較

(Percent compared to the japanese dose average derived from ground
per 43 year)
ヨウ素-131
(Iodine-131)
(MBq/km2)
セシウム-137
(Cesium-137)
(MBq/km2)
セシウム-134
(Cesium-134)
(MBq/km2)
2014/6/2
   - 2015/4/1
不検出
(ND)
不検出
(ND)
不検出
(ND)
- -
2014/5/1
   - 2014/6/2
不検出
(ND)
0.073 不検出
(ND)
0.020 百万分の1
(1×10−4%)
2013/6/3
   - 2014/5/1
不検出
(ND)
不検出
(ND)
不検出
(ND)
- -
2013/5/1
   - 2013/6/3
不検出
(ND)
0.24 0.12 0.080 20万分の1
(5×10−4%)
2013/4/1
   - 2013/5/1
不検出
(ND)
0.066 不検出
(ND)
0.018 百万分の1
(1×10−4%)
2012/7/2
   - 2013/4/1
不検出
(ND)
不検出
(ND)
不検出
(ND)
- -
2012/6/1
   - 2012/7/2
不検出
(ND)
0.11 不検出
(ND)
0.030 60万分の1
(2×10−4%)
2012/5/1
   - 2012/6/1
不検出
(ND)
0.053 不検出
(ND)
0.014 百万分の1
(8×10−5%)
2012/4/2
   - 2012/5/1
不検出
(ND)
0.13 0.11 0.049 30万分の1
(3×10−4%)
2012/3/1
   - 2012/4/2
不検出
(ND)
0.058 不検出
(ND)
0.016 百万分の1
(1×10−4%)
2011/10/3
   - 2012/3/1
不検出
(ND)
不検出
(ND)
不検出
(ND)
- -
2011/9/1
   - 2011/10/3
不検出
(ND)
0.093 0.12 0.041 40万分の1
(2×10−4%)
2011/8/1
   - 2011/9/1
不検出
(ND)
0.070 0.13 0.036 50万分の1
(2×10−4%)
2011/7/1
   - 2011/8/1
不検出
(ND)
0.45 0.38 0.17  10万分の1
(1×10−3%)
2011/6/1
   - 2011/7/1
不検出
(ND)
0.35 0.39 0.14  10万分の1
(8×10−4%)
2011/5/2
   - 2011/6/1
0.58 2.3 2.4 0.93  2万分の1
(5×10−3%)
2011/4/1
   - 2011/5/2
5.7 5.7 6.0  2.3 7千分の1
(0.01%)

2011/3/1
   - 2011/4/1

0.41 不検出
(ND)
不検出
(ND)
0.00012  1億分の1
(7×10−7%)

※2011年10月分 ~2012月2月分、2012年7月分 ~2013月3月分、2013年6月分 ~2014月4月分及び2014年6月分 ~2015月3月分は、不検出のため、まとめて記載してます。

※ ND = Not Detectable
※降下物(月間)の採取場所は、衛生研究所屋上です。
※受水面積 5,024cm2(直径80cm)の大型水盤に水を入れておき、降下してきたものを一カ月ごと採取します。(大型水盤の写真
なお、2015年4月より、所管部署は、北海道原子力環境センターとなり、これはそちらに移設されます。
※検出限界とは、測定できる放射能濃度の限度を示しています。降下物試料の重さなどが異なると、検出限界は変わります。2011年10月~2012年3月までの検出限界(MBq/km2)は、ヨウ素-131では0.11~0.58、セシウム-137では0.054~0.058、セシウム-134では0.071~0.088でした。おおよそ、これくらいのレベルです。

※今回検出された放射線物質(ヨウ素-131とセシウム-137について)の放射線の強さの単位である「Bq(ベクレル)」から放射線が人体に影響を及ぼす単位である「Sv(シーベルト)」への換算係数は、国連科学委員会2000年報告書附属書Aに記載されている線量評価手法から導きました。セシウム-134については、「Svensson L. Dose conversion factors for external photon radiation, National Defense Research Establishment, Report FOA C40060-A3; 1979」にある換算係数から、放射性核種の時間による減衰を考慮して、放射線医学総合研究所の担当者が試算した換算係数を用いています。
これによれば、長期間(放射性物質の平均寿命:半減期×1.44)にわたって受ける放射線量の合計値は、ヨウ素-131(平均寿命約12日)については、1MBq/km2( = 1Bq/m2)当たり 2.88×10-4µSv、セシウム-137(平均寿命約43年)については、 0.269[µSv/(Bq/m2)]、セシウム-134(平均寿命約3.0年)については、 0.130[µSv/(Bq/m2)]の換算係数を用いて計算します。
したがって、3核種による放射線量の合計値は、セシウム-137の平均寿命が一番長いため、約43年にわたって受ける放射線量ということができます。

月間降下物の放射能濃度の経時変化
月間降下物におけるストロンチウム90について