エキノコックス症
私たちの住んでいる北海道には、エキノコックス症という、日本の他の地方ではほとんど見られない病気があります。
この病気は、エキノコックスという名前の寄生虫がおもに肝臓に寄生しておこる病気です。
エキノコックスと呼ばれる寄生虫は、世界で4種が知られています。
北海道で問題となっているのは、多包条虫という種類です。
感染率は、他の病気とくらべればずっと低いのですが、感染してから自覚症状が出るまでに数年から10数年かかり、放っておくとだんだん悪化して、命にかかわることもあります。
早期に発見し、治療すれば治ります。
エキノコックス症に関する正しい知識を身につけて、予防に心がけましょう。
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